シガレットシルク001 Antirrhinum [2024/10/15]

シガレットシルク001 Antirrhinum [2024/10/15]

NOTE

1934年の秋、WIXは、最初に60種類の花シリーズでシガレットシルク・フラワーの発行を開始しました。
それらは、花の名前と説明が書かれたフォルダー付きのものでした。シガレットシルクは、シガレットカード同様にコレクターが多いアイテムです。
花は、アルファベット順に番号が付けられており、1番のキンギョソウから60番のスミレまでがシリーズになっています。

まずは、キンギョソウ
花を親指と人差し指の間に挟むと口を開けたように見えることでドラゴンの口に似ていると考えられていました。
他にも、仔牛の叫び、ヒキガエルの口、イヌの口など様々です。現代名の『アンティルリナム』は 突き出した口のようなという意味です。
昔は、キンギョソウ(スナップドラゴン)を持ち歩くと邪眼や魔術に対する強力なお守りにあると言われていました。
この信仰は、多くの大陸や東洋の国々でも今でも生き続けているようです。

この花は、7月から10月まで咲くので、最近、花屋さんでも見かけることが多い花です。

キンギョソウの花言葉は、図々しい、図太いとあります。

参考文献 『KENSITAS SILK FLOWERS』 PETER MINNS著
     『花ごよみ花だより』 八坂書房刊