French General Home Sewn [2024/04/23]

今日のおすすめは、French Genral『Home Sewn』Kaari Mengさん著です。　お家の中で使えるハンドクラフトのアイディアが３０種類も提案されたバインダー型の本です。　本のポケットには、サンプラーがトレースできるシートや型紙なども入っています。

『French General』 がまだ、ハドソンリバー沿いにあった頃の本です。French General と言えば、赤、生成り、ベージュ、ダークブラウンなどの色をメインに展開しているイメージが強いです。　彼女の好きな赤のストライプティッキングや花のパネル柄、ロマネスクデザインの柄をふんだんに使用しています。数か月ごとに集めたものをファンに定期的に見せることから始まったショップは、とても楽しそうで、行ってみたかったショップのひとつです。

ヴィンテージファブリック、ガラスビーズ、ボタン、１９世紀初頭のパーツや糸のコレクションを沢山集められていたようですが、赤のストライプティッキングは、ヴィンテージのディーラーやコレクターを通じてまたは、フランスのショップでしか見たことがなかったので、古い修道院から集めていた話には驚きました。

ハンドクラフトのアイディアは、難易度によって、初心者、経験者、上級者向けと３段階のマークがつけられています。

古いクッションやリボン、ポンポンがついたトリミングと一緒にこの本の中でも、トマトの形のピンクッションが掲載されています。トマトのピンクッションは、イギリスやアメリカの雑誌のパッチワークやアトリエ紹介、ソーイング関係のコラムの中でも、必ずと言っていいほど登場する人気のアイテムです。

すぐに作りたいと思ったのは、リネンの袋をベースにしたタペストリーです。好きなリボンや糸、ハサミ、トリム、刺繍のフレームなどソーイングツールをポケットに入れたり、ディスプレイできて、インテリアとしても使えるし、とても可愛くて便利なアイテムです。

イニシャルテープとリネン袋を使ったバスケットカバー、キッチンリネンで、シューズケース、リネンをそのまま使ってブラインドやソファカバーやバスマット、スローや大きい柄を活かしたバナー、パンなどを入れるショッピングバック、ベッドスカートなど・・・ヴィンテージやフランス好きな方は、きっと作りたくなる素敵なアイディアが沢山紹介されている本です。

ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか？